鍵の歴史

鍵の歴史は古く、世界で最も古い鍵はエジプト錠と呼ばれるもので、紀元前2000年ごろには存在していたといわれる。それ以前は紐を複雑な結び目で結んで鍵の代わりとしていた。 ルイ16世 (フランス王)の趣味は鍵と錠を制作することであった。

中世ヨーロッパにおいて、家の鍵は妻の象徴だった。なぜなら、鍵は家の財産を管理する事を象徴するものであり、家(いわゆるウチ)の諸事を取り仕切るのは家長の妻だったからだ。夫婦が離縁するとき、妻は夫の家に鍵を置いて出て行くことで離縁の意思表示をした。 また、鍵は錠前に差し込んで結界を生成したり解除したりするので、簡単な魔除けにもされたといわれている。

また、中世都市の城門の鍵は、都市の象徴であった。その名残で、現在でも姉妹都市の提携をするときには、鍵を交換する。